ソフトテニスの練習メニューを考える際に、楽しい要素を取り入れたいなと悩む指導者も多い事でしょう。
特に小中学生は楽しさもないと、単なる練習疲れやきつくて辞めてしまうこともあることでしょう。
そこで、この記事ではソフトテニスの楽しい練習メニューの取り入れ方を紹介していきます。
ゲーム要素を入れると楽しい練習メニューになる
楽しい練習メニューはゲーム要素を含めることです。
また、ミニゲーム自体を取り入れるのも楽しいコツでもあります。
一つづつ解説していきましょう。
練習メニューの間にミニゲームを入れる
実際、ソフトテニスのゲームはソフトテニスをしている子ども達なら毎日でもしたい内容です。
メニューの間には1ゲームセットでも良いのでミニゲームを入れると楽しい練習メニューになります。
例えば、乱打→ミニゲーム→ボレー→ミニゲーム→サーブなどです。
ミニゲームの場合、ペアをいろいろと変えてみるのも面白いです。
上手い選手と初心者な選手、先輩と後輩など実力差が合った方が教えたり、教わったりします。
また、ミニゲームを団体戦にするのもアリです。
例えば、3年生VS1年、2年も面白いです。
後輩に負けたくない3年生と、勝ったらおもしろい1年、2年生の連合チームは盛り上がります。
ミニゲームを取り入れるメリットは課題が見えること
ミニゲームの良さは、
- 短時間で終われる
- 練習させられている感がなくなる
- 自分に課題が見えてくる
というところです。
特に、「自分の課題が見えてくる」ことは重要です。
ボレーでミスをすれば、次のボレー練習では自然と意識して練習に取り組みますし、ロブが上手くいかなければ、ロブ練習をきちんとやろうとする気になります。
練習は課題が分かってから取り組むからこそ、練習が非常に効果的になります。
やる気になるとソフトテニスの練習メニュー全体も楽しくなるので、一石二鳥です。
道具を使う
また、道具を使うとゲーム的要素が加わるので、自然に楽しくなります。
この記事では2つのおすすめな道具を紹介していきます。
ポップアップターゲット
まずは、ポップアップターゲットです。
ネットにつけて、ボールを通す大きな穴です。
練習メニューの中に、これを組み込むだけで、楽しさ倍増です!
しかも、「入れなければならない」と自然と意識するので、ショットの精度も増します。
ストレートのショット練習や、バックハンドストロークの練習に最適です。
コーン
サーブ、ボレー、ショット練習の際にコーンを使うことも楽しくコントロールアップする練習としては最適です。
アウトラインの角やミドルにおいて狙うのも良いし、ボレー練習の時には、サイドにおいても良いでしょう。
当てモノの要素を入れると練習を楽しみながら、コースを狙える技術も養えます。
常にコーンは用意しておくと良いでしょう。
以上、ソフトテニスの楽しい練習メニューの取入れ方について紹介しました。
練習メニューを楽しくして、みんながメキメキ上達するような指導をしていきましょう!